未来通信研究センター

概要Summary










本研究センターでは、デジタル社会を支える通信,特にその高信頼化の研究を実践するイノベーションハブの実現を目指し, デバイス・システム等のハードウェアに立脚したシステム完全性の先導研究を推進し,産業界・地域社会への貢献,研究成果の社会実装及び国際的なルール形成技術に関する研究を目的としています。 通信分野では国際市場を獲得するためには標準化と研究開発を一体に考えるオープン・クローズ戦略が必須となっています。 本センターでは規格策定及び規格適合試験を行うテストハウス機能、製品の高信頼化に関わる研究開発機能を併せ持つ研究拠点として活動を始めました。



研究テーマTheme

本研究センターでは自動運転およびコネクテッドに必要な通信の高信頼化技術の研究を行い、産学官連携による「規格提案」に繋げるとともに、規格適合を検証する「試験&コンサル」環境を整備します。

特にハードウェアに関し、物理層レベルのEMC、データリンク層以上のQoS、ネットワーク層以下のセキュリティまでを「ハードウェアの信頼性3本柱」と定義し、耐性の高い有線通信(光ファイバ・銅線)と無線通信システムの提案、ならびに車載環境でこれらを統合的に評価する「システム完全性(System Integrity)」の指標、および試験方法の構築を目指します。

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